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日志


2004/10/24

古い本棚

ふるーい本棚には

いろいろな記憶が隠れている

いつも気に留めないその本棚を

ちょっといたずら半分に覗いてみた

 

高野悦子

二十歳の原点

昭和44年学生運動の中

孤独と理想と現実の中に自らの命を絶った女子大生の手記

 

恐ろしく黄ばんだ紙に

でも活字はしっかりと読み取れる

「瞬間に生きないものは死ぬのだ」

「醜い人間は美を求めることが出来る」

「はっきりとしていることは、己が存在し、矛盾と混沌に満ちておることだ」

「ともかく私は いつも笑っている

悲しいときにでも笑っている

恥ずかしいから ごまかして笑うのか

怒るのが 照れくさいから笑うのか・・・」

 

亡くなってから何年もたってから発行されたこの本を

それから何年もたってから当時17歳の僕は読んだんだと思う

それからずっと忘れていたけど・・

当時の僕は年上の彼女の手記を理解しようと 

理解することで何かを感じようとしたように思う。

そして

いま、また引き込まれるように読んでしまった

 

1月2日から6月22日までのたった半年にも満たない日記・・・・

もし

彼女の時代にインターネットがあったなら

彼女は死ななかったのかもしれないと・・

彼女の年を遥かに通り過ぎた

現代の僕は思った