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日志


2005/10/3

”これで癌が治る!”に御注意

このあいだ、つまらない医療テレビに出演した時の事。
番組担当の
プロデューサーの方にひつこくまじめに聞かれたこと・・
 
それは、
癌に対して抗がん剤と
食品系新聞広告商品とどっちが効くのかという事・・・。
はっきり言って驚いた。
 
僕らの常識では同じ土俵で話すレベルのものではない。
科学的に様々な利害関係の人によって検証され効果が検証されている治療法と、
特定の商品を売りたい人が一方的に謳っている経験論と
客観的に比較するレベルのものではない。
 
食品は薬品に比べ広告規制が弱いので、
何でも宣伝できる。
それを利用したいわゆる誇大広告が目に付く。
だけど、それをまともに受け止めるとは・・・。
 
それこそ
オレは世界一サッカーが上手いと豪語している口の上手な隣の兄ちゃんと、中田や小野を比較するようなものなのだ。
 
または、これを使えば飛距離が10ヤード伸びるクラブ!とか、英語があっという間にぺらぺらに・・といった広告ものを、しっかりしたトレーニングや語学留学と比較しているようなものなのだ。
 
さらにもう一発、
本格中華を謳ったインスタントラーメンと中華料理屋の本物を比較しているようなものなのだ。
 
ただ、なにより驚いたことは、
そういう質問がそれなりのインテリジェンスのある人から出たということだ。
つまり、
世間一般ではその程度の認識なんだ・・・と
 
その一方で、素人相手なら
ウソでも広告やメディアを通して宣伝すればまかり通るという世の中の恐ろしさそ感じたな・・・。
 
科学的な地味な発言より、
目だって勢いでハッタリかますほうが、
内容がなくても成功する世の中。
 
”癌を楽に安全に直したい”という潜在的な心理や
”今提示されている治療への恐怖心”
”科学的に限界が判明している治療への挫折感”
といった患者心理を上手く突いた宣伝だ。
 
でも、医療は人の命にかかわるもの、
ハッタリが人の命を奪う可能性があることを知って販売するべきなんじゃないかなあ・・。
 
もし雑誌広告を信じて、手術すれば治る癌を、そういったサプリメントだけで "治療?”し続けて病状が悪化した人がでたら、広告を出した会社に責任はないのだろうか?
 
ただ、恐ろしいことは、
メディア自身が何が正しいかわからなくなってきているのかもしれないということ。
それがプロデューサーの質問に現れているような気がした。
 
 
2005/6/1

病院嫌いな美容師

僕が行っている美容室

ソコの美容師のお姉さん・・病院嫌いで有名。

 

スゴく体のことに関心があって、

理容と健康をテーマに勉強している。

で、西洋医学的考え方が嫌いらしい。

 

”だれそれが病院に行って体を壊した”とか

”病気なんて、食事と気持を充実させていればならないはずだ”とか、

”総てのアレルギーは玄米で治る”とか、

”総ての病気は血流不足からなるから足を暖めれば治る”とか教えてくれる。

 

勿論ボクが医者であることを知っていて、

髪を切っている間ズーッとそういう話をしている。

オモシロいから反論せずに聞く。

 

もう何年も通っているけど、

どうやら、お客さんとけんかになる事もあるらしい。

大抵は病気で治療中の人にソノテの話をして、トラブルにナル。

でも彼女の中では、

”自分の話を理解せずに病院にいくのだから馬鹿な人・・自業自得よ”

という処理の仕方になるから、何度でも繰り返す。

 

自分の御客だからと、媚を売ることはない。

先日は大学教授とけんかしたらしい。

”自分がエラいと思っている人は謙虚さがない”と怒っていた。

 

彼女の素晴らしいことは自分の理論に信念があって、それなりに勉強していることだ。

そして、ソノ意見をきちんと相手に言いきれること。

ただよくない事は、自分の認めた人以外の意見を聞き入れないこと。

だから議論はできない。

相手によっては怒ってしまう。

 

ボクは髪を切る間話をずっと聞いてから、ドライヤーになるとソノ感想を言わせてもらう。

よく聞くと、とても参考になることや、ボク達の気づかないことがあって、勉強になる。

 

今回の話は、

”病院は来た患者さんをもっと気持ちよくして返さないといけない”

という話。

肩がイタくて病院行ってもレントゲンとって異常ないから飲み薬とシップで帰される。

治らずに何度通っても、”仕方ないですね”と言われ同じことの繰り返し。

本当は、薬なんか毒なんだから出さないで、

もっと躰にいいことして気分よく帰ってもらえば、お祖母ちゃんたちのためになるのに・・

という話だ。

 

彼女は”病気と健康の中間の人の扱いが、病院は下手だ!”

といっている。

そして、そういう人が悪質な民間療法や営利主義のサプリメント会社に騙されていると・・・

そしてソレは、

”病院がしっかりしないからいけないんだ”

と言っていた。

彼女は病める人の役に立ちたいと心から思っているように思えた。

 

ドライヤーのときに、少しだけ保険制度の話をさせてもらった。

不思議と僕の話をいつも謙虚に聞いてくれる。

 

率直に批判的意見を言ってくれる人は少ないので、

ボクにとってこの人は大切だ。

だから、

いつも礼を言ってこの美容室を立ち去る。

ちょっと疲れるけどね・・・。

 

ちなみに髪型はいつもお任せ。

注文付けると機嫌ワルくなるし・・・

いい気分で仕事してもらわないと、僕の髪型にかかわるしね。

2005/5/1

今年度のテーマ

今年度のテーマ!

「よく寝ること!!」

にケッテーイ。

 

夜型朝早の僕は、どうしても睡眠時間が少ない。

まともに寝ても4時間くらいだし、トイレにでも行こうものなら5分くらいロスして、4時間切ればそれが翌日に応えるので、寝ながらあせっている。

僕にとって深夜のトイレはF1のピットイン(笑)

別にBPHじゃないですよ!

 

睡眠時間を、せめて6~7時間に増やそうというのが今の目標

 

かつては、

「寝てない俺ってすごい!スーパーマンのようだ!得してるぜ!ガハハハ・・・」

という感じだった。

朝から夜まで働いて、0時過ぎから飲みに行って、AM3時過ぎに意識を失い、でも朝7時には回診して・・・

さらに、モリモリ他のことも出来たりして・・・へへへ。

 

でも、

最近ふと気がついた、

あれは幻想だったと・・・。

 

夜中に1時間勉強するより、よく寝た後15分勉強するほうがおぼえている。

とか、

寝た後は機嫌もよくなっていつも笑顔でハッピーになれる。

とか、

健康にも美容にもいいきがする。

とか、

起きている間に年をとるから、年をとらなくなる(これはウソ・・笑)

とか、

寝た後のほうが、女の子にもてる(これもウソ)

とか、

寝た後のほうが心にも体にも余裕がある

とか、

寝てないと、途中で寝てしまう

とか、

いろいろと寝てない自分のほうが優れていることに直面するようになった。

(単に年をとっただけという説もある)

 

なら、

よく寝た1年は、寝なかった1年より優れた1年になる

という仮説を立て、いくつかのデーターのからその有意差を検定する。

これが今年度の自分研究のテーマに決定したわけです!

検討項目に関しては、仕事量からプライベート、飲酒量から浮気率まで(ウソ)・・さまざまなデーターを、多変量解析で行います。

 

ちなみに昨年度のテーマはダイエットでした。

これは10キロ減少で成功!

この追試は、

”筋肉量アップによる、だべても太らない体ずくりは可能か?”

というテーマで続いています。

 

まあ、結局、筋トレして早く寝るというだけですが(笑)

これで人生変ったらすごい!って、そんなはず無いか・・・

2004/12/10

温泉忘年会

忘年会シーズンですね。

今週から週2回から3回忘年会、

とりあえず明日は泊りがけの集中治療室NS主催の忘年会なんだ。

 

温泉つきなので、チョット浴衣姿のみんなが見れたりして・・ワーイ!

外科の医局員はみんな目がぎらぎらしていて怪しい。

内科も一緒だけど、紳士的に振舞ってる(中身は一緒だぞー)

 

まあ、僕は戦線離脱してゆっくり温泉に浸かろっと。

まあ、飲みすぎて温泉で溺れないようにしないとね。